はじめに
当院のお子さまの治療
むし歯がなければ
基本3か月に一度、定期検診を行います。
染め出しを行い、本人とお母さまに歯磨き指導を行います。溝の深い奥歯にはむし歯予防のシーラント塗布を行います。むし歯が見つかれば
歯と歯の間のむし歯や神経の治療になりそうな大きなむし歯には、ラバーダム防湿を用いて治療を行います。
DVDを見られるテレビモニターのある個室にて治療を行います。また、治療部位がたくさんある場合は一気に治療を行うのではなく、左右上下部位を分けて治療を行います。 ▼ 治療が終わり次第、3か月に一度の定期検診に移ります。
治療を怖がる方への工夫
母子分離
笑気ガス
レストレーナー
サホライド
むし歯予防
シーラント
奥歯などの溝を歯科用プラスチック材で埋めて、汚れなどの付着を防ぎ、むし歯にならないようにする予防法です。特に磨きにくい奥歯は、むし歯になる前にシーラントでコーティングするのが効果的です。仕上げ磨きも簡単になります。
フッ素
むし歯の予防には、再石灰化を促す働きなどがあるフッ素が効果的です。
家庭用の歯磨きペーストにもフッ素が含まれていますが、歯科医院ではそれより高濃度のフッ素を年齢に合わせて塗布します。フッ素の効果は約3ヵ月続くので、定期的に塗布してむし歯予防を続けましょう。
歯並び予防
保隙装置
むし歯や事故などで乳歯が早期に抜けてしまった場合は、ほったらかしにしてしまうと隣の歯が倒れてきて、後から生えてくる永久歯の隙間がなくなり歯並びが悪くなります。
永久歯が萌出するまでに半年以上要しそうな場合は、保隙装置を検討しましょう。口腔筋機能療法(MFT)
口腔筋機能療法(MFT)とは「口の周りの筋肉の機能を改善する訓練法」です。
MFTを行うことで正しく筋肉が機能するようになり、不正咬合(受け口や出っ歯など)の原因となる舌癖(ぜつへき)の改善・予防や、口呼吸の改善を行うことができます。
大切な食育
よくあるご質問
フッ素は安全なのでしょうか?
フッ素はワカメなどの海藻類や飲料水など、微量ながら私たちが日常口にする食品にも含まれており、非常に馴染みの深いものです。
当院では安全性の高い濃度のものを使用しておりますので、幼児や小学生のお子さまにも安心してお使いいただけます。